カラー解説

【ハナヘナ】ヘナカラーで髪がきしむ理由と対処方法

こんにちは、美容師ブログライターの渡邉 佑典です。

 

最近 有難いことに、ラインからご相談をいただく機会が増えてきました。

ご相談は無料ですのでお気軽にご連絡ください^^

本日はハナヘナに関する質問にお答えしていきます。

ハナヘナを使用してカラーをしたら髪がキシキシになった

 

 

こんにちは。

ハナヘナの記事を書かれているのを見ました。

 

先日ハナヘナを使用している美容室でヘナカラーをしたところ、髪がキシキシになってクシ通りが悪くなりました。

 

これって失敗したという事でしょうか。

何か改善点などあれば教えて頂きたいです。

 

美容師
美容師
いつもありがとうございます^^ワタナベです。

 

こちらの記事ですね。

ヘナカラーの特徴を現役美容師が日本一わかりやすく解説

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

ハナヘナはきしむもの

 

 

通常のカラーとヘナカラーの決定的な違いは髪の疎水化です。

 

通常、髪の毛は『疎水性』という水を弾く状態にあります。

しかし、カラーやパーマ、紫外線やドライヤーなどによりダメージを受けると元々あった油分の膜がなくなり『親水性』水になじみやすい状態に変わります。

 

ヘナは髪の表面にある油分を奪い髪を疎水状態にします。

 

 

これは髪についている皮膜成分がなくなった状態で肌で言うところのすっぴん状態です。

 

普段は皮膜成分で覆われているために手触りも良く感じますがヘナによって髪の毛の本来の姿が現れてる状態になります。

これがヘナがきしむと言われている理由です。

 

ハナヘナでダメージ毛を染めると きしみやすい

 

ダメージ毛になればなるほど髪の毛はきしみやすくなります。

ダメージを受けると元々の髪の油分は減少しています。

 

そこにヘナが加わることで油分がより減少し、健康な状態よりも疎水化が強く起こりきしみ感が強まります。

 

 

きしみを解消する方法

 

ヘナカラー後のきしんでいる状態を解消するにはいくつかポイントがあります。

 

1、お風呂場でトリートメントをつける

 

シャンプー後に毛先にトリートメントをつけていきます。

その後粗めのコームで優しく髪の毛を解いていきます。

 

大きめのおけなどに水を張り毛先のトリートメントをお湯で溶かしながら根元〜中間にも行き渡らせます。

 

 

しばらく繰り返し指通りが良くなってきたら一度流します。

 

2、オイルトリートメントで油分の補給

 

お風呂上がりタオルで優しく水分をとったらオイルトリートメントで油分を補います

(つけすぎには注意しましょう)

 

はじめに毛先からつけていき 徐々に中間、最後に極うすーく表面につけて乾かしたらサラサラヘアの完成です。

 

ハナヘナで軋む理由と対処法についてまとめ

 

ヘナカラーを行なってきしみが出るのは失敗ではありません。

むしろ健康な状態に近い状態ともいえるでしょう。

 

ただし、その状態では扱いが難しくなってしまいます。。

なくなりすぎた油分は補ってあげることでヘナ独特のサラ艶髪を手に入れることができます^^

 

めげずに実践してみてください。

 

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