カラー解説

【知らないと怖い!】美容師がカラー前にしみるか確認する本当の理由

こんばんは、渡辺です^ ^

 

今日はお休みを頂き、来年度の新卒生向けの説明会に参加して来ました。

今年度の一年生が入社してやっと慣れて来たかな?と感じているにも関わらず、もう次に向けてスタートしています。

時は目まぐるしく過ぎていきますね。

 

若い学生のフレッシュさと夢を語るキラキラした感じに触れて、何だか懐かしさを感じました。

僕もまだまだこれからです。

さらに成長をしていけるように、後輩に夢を与えられるように頑張ります。

さて本題に移ります。

 

みなさん、美容室でカラーリングをした事がある。という方が大多数だと思います。

そんなカラーリング前にこんな事聞かれたことありませんか?

 

 

美容師
美容師

〝前回カラーをした時に異常はありませんでしたか?〟

 

僕はカラーリングのお客様がかなり多く、1日で担当する方の大半がカラーメニューのオーダーと言う現状です。

 

その時、全ての方にこの質問を口癖のようにします。

 

実は前回何事もなかったかの確認が当たり前のようで非常に大切なんです。

 

もし、気になることがあればこの段階でお話し頂くことをオススメします。

 

 

アレルギーは突然発症する

 

 

いつもと同じ美容室、お決まりのスタイリストに前回と同じカラーをオーダー。

 

あれ?今日は何か変だな。

ヘアカラーによるアレルギーは突然発症します。

 

施術中にしみたり、数日後に異常があった場合はジアミンアレルギーの疑いがあるかも?

 

ジアミンアレルギーはカラー剤の中に含まれるジアミンと言う成分に反応すると言われており、発症するまで前兆などがありません。

 

なので、発症するまで全く気付かずに症状が現れてから気付くことがほとんどと言う現状です。

 

 

ヘアカラーによるアレルギーは花粉症と同じ!?

 

 

花粉症になる時の説明でよく例えられるのがコップと水。

 

 

 

人には許容量(コップ)があり、それ以上に花粉(水)を吸い込むことで許容量を超え、症状を発症する。

 

カラーによるアレルギーもまさに同じくです。

 

カラーをする度に蓄積するジアミンが、ある時、許容量を超えるとアレルギー反応がでると言われてます。

 

 

アレルギーって治るの?

 

 

残念ながら、一度発症したアレルギー反応を治すことはできません。

 

また、反応が出ているのにも関わらず繰り返し染め続けると反応が強くなります。

 

アレルギー反応が出た場合は、ただちにヘアカラーを中止し、対策を取りましょう。

 

ここで、失敗しがちなのがこのタイミングで美容室を変えること。

 

あ、ここのカラー剤が合わなかったんだ。とお店を変えて染めてしまいさらに症状を悪化させてしまうけーすがあります。

 

まずは担当の美容師さんに報告し、専門機関(皮膚科)を受診しましょう。

 

そこの美容室にアレルギー対策の薬剤がない場合に初めて取り扱いのある美容室へ変えることを検討しましょう。

 

ただし、初めて行くお店では、自分はアレルギー反応が出ている事をしっかりと伝えることが大切です。

 

 

〝しみる〟と〝かぶれる〟の違い

 

 

ここまで読んで、思い当たる事がある方、一度確認してみましょう。

 

〝しみる〟→2剤に含まれる過酸化水素が原因

・塗ってすぐに出る反応

・ピリピリとしみる

・カラー後は治る

 

対策

カラー前に保護スプレーなどで頭皮を守ってからカラーリングを行う。

美容室前の朝シャンなどは控える

体調が悪い日などは、出来るだけ避ける

 

〝かぶれ〟→1剤に含まれるジアミンが原因

・カラー直後には何も反応がなく、翌日から翌々日に反応が現れる

・痒みを伴い、腫れたり膿んだりする。

・1週間前後症状が続く

対策

アレルギー成分の含まれないカラー剤で染める

 

まずはご自身の気になる症状を今一度確認し、しみているのか、かぶれているのかを見極めましょう。

 

 

まとめ

 

 

カラー後に何か気になる点があれば担当美容師さんに問い合わせる。

 

些細なことでも伝えておいて間違えはないでしょう。

 

また自分の体のことを把握しどのようなカラー剤が自分には合っているのか、自分には合っていないのかなどを知ることも大切です。

 

体調などが優れない時はカラーを中止するなどの自己管理も大切です。

 

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