いらっしゃいませ、役に立つヘア情報ブログ 管理人の渡邉 佑典です(笑)
本日は白髪染めについてです。
白髪で悩む方の多くは美容室でも3週間〜1ヶ月に1度を目安に染められる方が多くいらっしゃいます。
やはり顔まわりや分け目などに ちらほらと出てくると気になりますよね、、、。
今回は白髪染めを短い期間で繰り返えし染める方、白髪染め歴が長い方が気をつけたいことをまとめました。
目次
【髪だけじゃなく 頭皮も痛む!】白髪染めを毎月行う際の注意点
意外と知られていない方も多いですが、ヘアカラーを行うと髪はもちろん頭皮も痛むということです。
髪へのダメージはパサつきや枝毛、ツヤ感の低下など見た目に見える部分で現れますが、頭皮へのダメージは細かい炎症や頭皮内部にダメージが蓄積する為になかなか目で見ることはできません。
その為に見落としがちですが、実はこの見えないダメージが様々なトラブルを引き起こします。
白髪染めによる肌トラブル
カラーを繰り返す度に地肌にベタベタと塗っているとジアミンアレルギーのリスクや頭皮の肌荒れなど様々なリスクにさらされます。
髪の毛は傷ませないようにとリタッチにしていますが、毎回ベタッと根元を染めていると頭皮には相当な負担がかかります。
そう、髪には注目していても 頭皮には無関心な美容師が多くいます。
そんな方には声を大にして言いたい。
そんな染め方をしていてはいつかカラーのできない頭皮になってしまいますよ!
【関連記事】ジアミンアレルギーを発症する原因とその対策を現役美容師が徹底解説
白髪染め 頭皮への配慮
カラーを頻度が高く、特に白髪染めを頻繁に行う方は頭皮にベタ塗りは避けた方がいいです。
ゼロテクやゼロタッチなど頭皮に直接つけずにカラーを塗る技法で行うことで頭皮へのダメージを軽減することができます。
また、ジアミンの配合量の少ないカラーで 染めていくことでも負担を減らすことができます。
カラーリングも ただ塗るのではなく、その方々にあった塗り方を行うことで長くヘアカラーを楽しむことができます。
白髪染め 低刺激のカラー
ヘアカラー剤の成分は
・アルカリ剤
・過酸化水素水
・色素(ジアミン)
の3つがメインで構成されております。
アルカリ剤、過酸化水素水は髪にはダメージを 根元には炎症やかぶれなどを引き起こします。
また、色素(ジアミン)はアレルギーを引き起こす原因として知られております。
ヘアカラーにおいてはこの3つの成分のバランスが大切で、髪質やダメージ、頭皮の状態などによっては低刺激のカラー剤を使用した方が良いケースもあります。
ご自身で異常を感じられている時は染める前に低刺激での施術が可能か確認をしてみることをお勧めします。
【ノン刺激カラー実例】ジアミンアレルギーでもしっかり染まる!【埼玉南浦和 ノンジアミンカラー】
白髪染めは毛先まで染めない
白髪染めは通常のカラーに比べ、非常に染料(色の量)が多く作られております。
その為、頻繁に毛先まで染めてしまうと黒く色が沈んでしまい 真っ黒な状態になってしまいます。
黒くなってしまった毛先はリカバリーが難しく、すぐに元に戻すことはできません。
一度 白髪を染めた毛先は、色素の薄いカラーで毛先の色味をカバーをすることをお勧めします。
根元は伸びてきた白髪を染めるリタッチカラーなどで補うことで均一感のあるカラーに仕上げることも可能です。
毎回 全体のカラー、特に白髪染めを毛先まで塗っている方は一度毛先の状態をチェックした方がいいかもしれません。
自宅で白髪染めを行う時の注意点
自宅でカラーを行う際の絶対条件として、根元のみを染めることです。
ご自身で毛先まで染めてしまうと上記したように毛先のみが黒くなってしまったり カラーの色ムラが高確率で起こります。
この状態を改善するには、倍以上のコスト、時間、ダメージがかかってしまいます。
その為に、自宅でカラーを行う際は毛先を塗るのは控えましょう。
その代わりに分け目や顔まわりのフェイスラインなど見える範囲の白髪を染めることをお勧めします。
鏡で染まっていれば人から見られた際や結んだ時の応急処置になります。
そのほかの根元や毛先のカラーは美容室でお願いするようにしましょう。
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