こんにちは、美容師ブログライターの渡邉 佑典です。
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先日、【動画付き!】黒染めしている髪の毛を明るくする方法を現役美容師が徹底解説を公開して黒染めからのリカバリーをしていきました。
美容師をやっているとよく、黒染めや黒染めのリカバリーを依頼されることがあります。
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染めるのは簡単ですが、明るくするにはムラやダメージのリスクもあります。
そこを理解した上で黒染めは行いましょう。
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そもそも本当に黒染めって必要ですか??
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黒染めをする理由を大きく分けると、“学校や職場などの規則に基づく”か“長期間カラーを行えない(根元を目立たせたくない)”があります。
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・学校や職場などの規則に基づく
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学校の校則や就活、バイトなどのケースでは黒染めも仕方ないです。
後々、色落ちを繰り返して何度も染めるくらいならしっかりと染めることをお勧めします。
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しかし、社会人の場合は例外もあります。
女性の場合、多くの企業は6〜8トーンくらいまでのカラーリングを認めているところもあります。
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黒染めと言うと2〜5トーンくらいを指しているので、そこまで暗くする必要もありません。
6トーンまでなら黒染めを使用しなくても暗く見せることはできます。
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自社の規則をしっかりと把握しておきましょう。
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・長期間カラーを行えない
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長期間カラーを行えないからと言って黒染めを選択するのは控えたほうがいいかも??
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先日の記事でも紹介しましたが、黒染めにはリスクがあり時には1年以上も残ることがあります。
たとえ明るくなってきていても赤みが残ってしまったりと思い通りの色を作れないケースは多々あります。
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長期間カラーを行えない場合は黒くではなく暗く染めておくことをお勧めします。
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黒染めではない暗染め
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黒染めとは赤みの染料を利用して髪の毛を黒く見せることを指します。
対して暗染めはグレーやブルーなどの色を濃く染め上げて髪を黒に近いくらいまで暗く見せる染め方を指します。
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黒染めは長期間抜けにくく退色後には赤みが出ますが、暗染めは抜けやすく赤みが残らないと言うメリットがあります。
染めた後1〜3ヶ月ほどで急激に明るくすると言った場合は難しいですが、それ以降であれば脱染剤やブリーチなどを使用しなくても明るくしたり、色を楽しむこともできます。
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暗染め実例
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このように真っ黒ではなくナチュラルに暗めのヘアカラーになります。
外で自然光に当たると色が柔らかく見えてくれる特徴もあります。
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黒染めこそ自宅では行わない
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もちろん、自宅でのカラーは一切推奨しておりませんが、黒染めこそ絶対にNGです。
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黒染めを自宅で行うと不均一に染まりムラになります。
先日のお客様は前回美容室で染めているため均一には染まっていたために直すこともできましたが、自宅で染めている場合は100%綺麗には染まりません。
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手軽にできるためについつい節約のため、自宅でやりたくなりがちですが、黒染めこそ美容室で染めることをお勧めします。
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まとめ
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・本当に黒染めをすべきかを考える
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・黒染め以外の選択
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・絶対に自宅では行わない
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自宅でできるからこそ、失敗もつきもの。
美容室でやっても失敗することも多々あります。
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黒染めに上手いも下手もないですが、丁寧にやってくれるところや相談に乗ってくれるところなど 誰にでもできることだからこそ、後々のリカバリーも含め信頼できる人にお願いすることをお勧めします。
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