こんにちは 美容師ブログライターの渡邉 佑典です。
お客様との会話の中で質問をいただきました。
最近、シャンプーを切り替えたらペタッとしてしまって好みではなかった、、、。
よく聞く話です。
誰でも一度は新しいシャンプーを試してみると まとまらない しっとりしすぎた 手触りが良くないなど失敗経験があると思います。
この差は一体何が違うのでしょうか?
目次
シャンプーの質感による違い
以前、こちらでシャンプーの良し悪しは界面活性剤で決まるとお伝えしましたが、今回はシャンプーの質感についてまとめていきます。
シャンプーの質感は大きく分けると“重め”と“軽め”の2種類に分類されます。
この質感を自分の髪質と間違えて選択してしまうと自分には合わなかったと感じてしまいます。
シャンプーの質感と自分の髪質を合わせる
シャンプーの特徴はキャッチコピーを見ればある程度わかります。
主に軽めの質感は【サラサラ、ふんわり、ボリューム感】などが期待できます。
よってショートスタイルやパーマスタイル、細毛軟毛の方のボリュームの出にくい髪質にマッチします。
逆に重めの質感は【しっとり、まとまる、おさまる】などが期待できます。
よってロングの方やストレートスタイル、太毛硬毛など広がりやすい方の髪質にマッチします。
このバランスを間違えて使用してしまうと自分の髪との相性が悪くなってしまいます。
自分の髪質やスタイルを理解した上で、適したシャンプーを選ぶと失敗は少なくなります^^
シャンプーの質感はメーカーごとに違う!?
シャンプーの質感は各メーカーごとに特徴を持っています。
元々の作りが重めベースのメーカーのシャンプーで“軽め” “重め”に分かれている場合、“軽め”を選択しても重く感じることもあります。
これを使用せずに見抜くのは難しいため、ネットやSNSなどのレビューなどをチェックするか実際に使ってみて判断するのがいいでしょう。
近くに取り扱いのサロンなどがあれば施術のついでに質感のイメージを聞くと教えてくれると思います^^
自分で髪質を調べるとっておきの方法
細毛、太毛? 軟毛、硬毛?など自分の髪質なんて知らない方の方が大多数だと思います。
美容室で聞ければベストですが、緊急で知りたい方に自分で調べるとっておきの方法をお伝えします。
髪の太さの見分け方
髪の太さを調べるための目安になるのがシャーペンの芯です。
シャーペンの芯は普通毛に近い太さをしていると言われております。
これをベースに太いか細いかで髪の毛の太さを見極めます。
軟毛と硬毛の見分け方
自分の髪が柔らかいのか硬いのかは髪の内部の強度とキューティクルの枚数で決まります。
まず、髪の毛を1束分け取り写真のように軽く結びます。
硬毛の場合、弾くようにすぐに結び目は戻ってしまいます。
軟毛の場合、結び目を保ったままの状態になります。
このように髪のはじき具合を見て硬いか太いかを判断します。
これを基準に、+自分の髪型(ストレートなのかパーマなのか)を総合的に判断し自分の髪に適したシャンプーを判断していきます。
まとめ
本日は自分の髪質に合うシャンプーの見分け方をまとめました。
自分の髪質を理解した上でキャッチコピーなどと照らし合わせて判断していくと、選び間違えた!という後悔が減らせます。
数あるシャンプーから、自分にあった一本を選ぶのは、とても大変ですがお気に入りに巡り会えた時の達成感は素晴らしいものです^^
ぜひ参考にして自分にあった1本を探して見てください。
今回はシャンプーのまとめですが、基本的にトリートメントなども同じですので、合わせてご参考にしてください。
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