こんにちは 美容師ブログライターの渡邉 佑典です。
本日は脱 縮毛矯正をお考えの方に、縮毛矯正の辞め方とその時に注意する点をお伝えします。
目次
脱 縮毛矯正とは??
脱 縮毛矯正とは文字通り縮毛矯正をやめると言う選択のこと。
普段、縮毛矯正で伸ばしている癖を、縮毛矯正をやめて自然な癖を生かしてスタイルを作っていきます。
縮毛矯正を長くかけている方は
・髪の毛のダメージ
・髪型のマンネリ
・施術時間と出費
などを理由に脱 縮毛矯正を希望する方も多いです。
脱 縮毛矯正にはリスクがある!?
ここまで解説していくと、『縮毛矯正をやめたい』と思う方も多いと思いますが、これにはリスクも伴います。
例えば、ロング〜ボブレングスでは癖を生かすことはできません。(弱い癖は活かせる方もいます。)
つまり長さはショート〜ショートボブに限られて来ます。
そして、くせ毛カットは特殊技術です。
誰でもできるわけではなく、ベースカットから毛量調節まで繊細な技術が必要になります。
誤ったベースカット、減らしすぎた毛量調整を行うと癖は膨張し扱えない髪になります。
※他店で癖を生かしたカットをしてパーマをかけた状態
このお客様は癖が大変だから扱えなくなったと相談を受けました。
脱 縮毛矯正を失敗した理由は
・選択したスタイルが合わない
・くせ毛にパーマをかけて広がった
・髪の量を減らしすぎてまとまらない
と言う点です。
選択したスタイルが合わない
他店では重めのボブスタイルをお勧めされたそうですが、くせ毛の方に重めのボブスタイルは絶対にNGです。
広がりを誘発しロングスタイルに比べ重さもなくなるのでまとまりがつかなくなります。
幸い、ギリギリ結べる長さだったことが救いでした。
くせ毛にパーマをかけて広がった
僕ら美容師側でも思い込んでいる方も多いですが、くせ毛にパーマをかけて落ち着かせると言う選択を取る方もいますが、それはかなりの高難易度です。
もし落ち着かせたいのであれば選択はストレートです。
くせ毛の上にパーマをかけてしまうとボリュームが出るので広がりやすくなります。
髪の量を減らしすぎてまとまらない
くせ毛の方は広がっているのが原因で量が多く見えやすいです。
それを勘違いして減らしすぎると毛先はまとまらずに広がります。
めちゃめちゃ軽いのにまとまらずに広がります。
くせ毛の方の毛量調節は正しい場所と適切な調整がマストです。
正しいベースカットと適切な毛量調整を行えばパーマをかけたスタイルにすることもできます。
脱 縮毛矯正を行う際の基本のキ
大前提として、縮毛矯正がかかっている部分を無くさなくては行けません。
根元~中間がくせ毛、毛先はストレートという状態にしてしまうと2種類の形状に別れてしまい扱いにくくなってしまいます。
その為、くせ毛の部分を伸ばしきってから、縮毛矯正がかかっている部分を切り落とす必要があります。
癖を生かしたスタイルの場合、縮毛矯正と、くせ毛の共存はできません。
脱縮毛矯正に向けて くせ毛を生かすには素材が全て
これはくせ毛カットに限らず、全ての方に言えることですが、髪型を作る際に一番大切なのは素材、つまり髪質になります。
この髪質以上のことはできません。
その中でも、くせ毛を生かした髪型をしていくことが、くせ毛カットや脱 縮毛矯正ということになります。
その人一人一人に似合う髪型や髪質にあった髪型があります。
みなさん脱 縮毛矯正を決意したり、くせ毛を生かした髪型にしたいとご依頼くださった方々です。
自分の素材に合わせた髪型選びも素敵ですよね^^
脱 縮毛矯正の実例記事
【くせ毛実例】縮毛矯正をかけない選択 ショートヘアでクセ毛を生かす
【縮毛矯正をやめたい!】脱 縮毛矯正で、くせ毛の方がショートヘアにしてみた
【くせ毛カット実例】脱 縮毛矯正!ショートヘアでクセ毛を生かすと言う選択
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