最近、芸能人の方や雑誌のモデルさんなど有名なからがヘアドネーションを行なったと言うこともあり、関心度が高まりつつあります。
ヘアドネーションに向けてただ闇雲に伸ばしていると、実際に提供するときに長さの確保などが難しくなてしまうケースもあります。
今回はヘアドネーションを行う際にどのような点に気をつけて伸ばしていけば良いか?カットのタイミングはどれくらい?などを踏まえた注意点をお伝えして行きます。
目次
ヘアドネーションに向けた正しい伸ばす方は厚みを意識してカットをする
ヘアドネーションを希望される方で良くあるケースは『レイヤーが入りすぎている 』または『梳かれすぎている』事により毛先が薄くなってしまっている状態です。
この場合、一部分の長さが31cmに到達していても全ての髪の毛を有効的に使えないケースも考えられます。
このままの状態で伸ばしていても髪はダメージを受けやすくまとまりも出にくくなってしいまい髪の毛にとってもいい状態とは言えません。
ヘアドネーションに向けて伸ばそう!と決意されたら、まず毛先に厚みを出すことを意識しましょう。
ヘアドネーションに向けて伸ばす際はボブからミディアムになるタイミングで一度カットをする
ヘアドネーションに関わらずですが、ボブからミディアムになる際は伸ばし中でもカットを行いましょう。
ボブスタイルの場合、前下がり(後ろの髪が短く、前の髪が長い)が基本的な形になります。
それに対してミディアムスタイルの場合、前上がり(前の髪が短く、後ろの髪が長い)が基本的な形になります。
つまり、ボブとミディアムでは形が大きく変化する長さになります。
ボブの形のまま、長さを伸ばしてしまうと重くまとまりがない扱いにくいスタイルになってしまいます。
そうならない為にボブからミディアムスタイルになる前に一度カットをして顔まわりの長さを整えてあげると、そのまま伸ばしていくことができます。
顔まわりは一時的には短くなりますが、いつかは切り落とさなくてはいけない部分になります。
綺麗に伸ばしていく上では大切な行程になります。
ヘアドネーションに向けて伸ばし途中でも半年に一度はカットを行う
伸ばしている途中でも、半年ペースくらいではカットをしていきましょう。
半年間伸ばしていると毛先のばらつきや枝毛が目立ち始めます。
そうなってくると、髪の引っ掛かりや痛んで見えてしまいやすくなるためにメンテナンスのカットが必要になります。
綺麗に伸ばすためにも年に2回の定期的な施術をお勧めしております。
ヘアドネーションを行う美容院で伸ばし途中の期間もカットをする
ヘアドネーションを決意したタイミングで大体、どこ出来るのかを決めておきましょう。
と言うのもこのタイミングでどこ出来るのかを決めておくと3つのメリットがあります。
- 伸ばし方を熟知している
- 長さの測定をしながえら計画が立てられる
- イメージや髪質をわかってもらえる
順番に解説をしていきます。
メリット1:ヘアドネーションに賛同している人は伸ばし方も知っている。
普段、ヘアドネーションをやり慣れている人から見ればどのように伸ばして行ったら長さを有効活用できるかを知っています。
なので、必要以上にレイヤーを入れたり、梳きすぎたりはしないはずです。
メリット2:随時、ヘアドネーション用の長さを測定してもらえる
いよいよ、ヘアドネーションできる長さに近づいてきた!と言う時に気になるのが長さ問題です。
今はどれくらいの長さなの?あとどれくらい伸ばせばヘアドネーションできるの?と疑問に感じている方も多いはずです。
ヘアドネーション賛同であれば、あと何センチ伸ばせば切れるなどのアドバイスを受けることができます。
明確な目安を知ることで、そこに頑張って伸ばすこともできます。
また疑問点や質問などをその場で聞くこともできます。
https://kusege-salon.com/2017/07/20/category-hairdonation/
メリット3:ヘアドネーション後のカットの成功率がグンと上がる
ヘアドネーションをする事を目標に伸ばしてきましたが、晴れて髪を寄付出来たとしても、その後のヘアスタイルを気に入らなければ、本末転倒です。
ヘアドネーションを行う大前提は短くなったスタイルを気に入ることです。
伸ばしている段階から同じサロンに通っていれば髪質や癖の状況、施術の履歴などを把握しておく事ができるため、バッサリと切った際の成功率はかなり高くなります。
仮にこの人とは相性が合わなさそうだなと思ったら、別の人を探す猶予期間もありますのでヘアドネーションを任せる人を選ぶ際は慎重に選びましょう。
もし、近くに賛同店がなくヘアドネーションだけを任せる際は、事前にブログなどでビフォーアフターをチェックし、ヘアドネーションに力を入れているかを確認していきましょう。
可能であれば、ラインなどで事前カウンセリングや質問などを行なっていけるといいと思います。
まとめ
ヘアドネーションのために伸ばすには長さにもよりますが1〜4年と長いスパンでの計画が必要になります。
少しでも綺麗に伸ばせるように髪のメンテナンスは定期的に行うようにしましょう。
また、伸ばすと決めた時から、ヘアドネーションを任せたい人を探し始めましょう。
担当してもらうのは早いに越したことはありません。
ヘアドネーション後の仕上がりも素敵になれるように逆算して計画を立てていきましょう。
もし途中で伸ばすことに挫折してしまった場合は15cmから寄付することができる『つな髪プロジェクト』という団体も存在します。
https://kusege-salon.com/2017/08/12/hairdonation-2/
合わせてご検討ください。