こんにちは 南浦和で100%天然のヘナをこよなく愛する美容師 渡邉 佑典です。
本日は以前、ご来店されたお客様からハナヘナの自宅染めについてご連絡をいただいたのでご紹介していきます。
ご無沙汰しています。
11/19にヘナカラーをいていただいた〇〇です。
その後順調に過ごしていましたが、そろそろ色が抜けてきました。
自宅でできるヘナを譲っていただきたいです。
前回の記事はこちらですね。
ジアミンアレルギーの方の実体験『一番肝心な時にカラーができなくなった』
一先ず、アレルギー反応や刺激がでないか?などを気にかけられていらっしゃったので、何事もなく安心です。
実は前回の施術後に
とアドバイスさせていただきました。
今回はそんな自宅用のハナヘナをご購入いただけると言うことなので、やり方や注意事項などをご紹介させていただきますね^^
Safe Beauで使用しているヘナの購入がオンラインサイトより可能です。
目次
ハナヘナで白髪染め!自宅で利用する際は何色がオススメ??
ハナヘナには大きく分けて4種類の色があります。
・ナチュラル(オレンジ)
・インディゴ(青)
あらかじめ、これらをミックスして販売されている
・ハーバルブラウン(ナチュラル4:インディゴ6)
・ハーバルマホガニー(ナチュラル2:インディゴ8)
前回の施術では1度ナチュラルで染めたのち、2度目にインディゴで染めると言う2度染めを実施しましたが自宅で2度染めを行うのは難易度が高くムラになりやすいと言うデメリットがあります。
そのため、自宅で使用する際はハーバルブラウンを用いた1度染めをオススメしております。
ハナヘナのハーバルブラウンを使用して実際に自宅で白髪を染めてみた
今回、実際にハナヘナのハーバルブラウンを使用して自宅で染めてみました。
用意するもの
・深めのボール
・マドラー
・手袋
・ラップ
・汚れてもいいタオル
全て100円均一で手に入るものです。
まず、深めのボールにハナヘナハーバルブラウンと40度前後のぬるま湯を1:4の割合で入れて混ぜ合わせていきます。
ショート〜ボブ 40g:160ml
ミディアム 45g:180ml
ロング 50g:200ml
※あくまでも目安になりますので、髪の毛の量などを考慮してご自身で調節をしてください。
今回の僕のケースでは35gを用意しましたが、少し少なかったかな?と言うイメージでした。
混ぜる際は粉がダマになって残らないようにしっかりと混ぜてください。
ハナヘナを塗る前には髪の毛を濡らしておくことをオススメします。
全体になじみが良くなり、使用量の節約にもなりますよ^^
ヘナを塗っている際は垂れてしまう恐れや髪を洗う前に服を脱ぐことも考えて、この段階で汚れてもいい服に着替えておきましょう。
ジップ式のパーカーなどがオススメです◎
塗り方は、ざっくりですが手ですくって塗る!です(笑)
ハナヘナ仙人の岡本さんが塗り方を動画で詳しく解説しているのでご参照ください。
[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=qrt5LtNBXdw&feature=youtu.be”]
塗り終わったら乾燥しないようにラップで包みましょう。
この時に洋服を汚さないように肩に汚れてもいいタオルをかけておくと垂れてきても服につきません。
放置中は垂れてくることもありますのでご注意ください。
緊急用に近くにティッシュなどを用意しておくことをオススメします。
放置時間に関しては最低40分〜最長2時間半の間を目安に流しましょう。
その間は何をしていても自由です。
お料理、洗濯、掃除など家事をしていてもOK
テレビを見たり、ネットを見たり、漫画や雑誌を読んでいてもOK
僕は子どもと戯れておりました。
(´-`).。oO( かわいい
今回は2時間しっかりとおいてから流していきました。
流しはお風呂場でしっかりと流していきましょう。
※流しきれていないとバスタオルが汚れてしまいます。。。
染まり上がりです。
元々、黒髪なのでわかりにくいですが白い部分はオレンジよりのブラウンに染まりました。
自宅と美容室でのハナヘナでの白髪染めはどれくらいのペースで考えればいい??
基本的なカラーのペースで言えば白髪を気にされている方の場合3週間〜長くても1ヶ月半以内がオススメです。
髪の毛はおよそ1ヶ月で1.5cmほど伸びると言われているので、白髪の量や集中しているポイントに応じて前後しますがこのくらいの期間が賞美期限と言えます。
ヘナカラーも同じくこの期間を目安に染めていきましょう。
初回に美容室で染めていれば次回は自宅で染め、以降は美容室→自宅→美容室→自宅と交互に繰り返していくことをオススメします。
ハナヘナでの白髪染め 美容室と自宅で染めることの決定的な違い
冒頭でも書きましたが、ヘナを美容室で染めることと、自宅で染めることの決定的な違いは2度染めか1度染めかと言うことです。
ヘナの性質上、ナチュラルに白髪を染める効果はありますが、インディゴには白髪を染める効果はありません。
美容室で染める場合、ナチュラルの効果を最大限に発揮するために初めは単品で白髪を染め、オレンジに染まり上がった状態をブラウンに近づけるためにインディゴで補正をしております。
それに対して、自宅で染める場合は“白髪を染める効果のあるナチュラル”と“白髪を染める効果のないインディゴ”が混ざっているために必然的に白髪の染まりは美容室で染めるより甘くなります。
そのため、定期的に美容室で染めていくことで染まりを補正していく必要があります。
自宅でのハナヘナの2度染めは可能か?
結論から言うと難しいです。
ナチュラルだけの塗布であれば、問題なく行えますが問題はインディゴです。
インディゴは重ねて塗られることでどんどん暗くなっていってしまいます。
ナチュラルはトリートメント効果もあるため、毛先まで塗るのに対して
インディゴは根元に限定して塗っていきます。
その塗布技術が難しく、自宅で2度染めを行うと毛先が沈んだように真っ黒になってしまい、その修正は難しく補正することが困難になります。
そのため、自宅で染める際は1度染めを推奨しております。
ちなみにハーバルブラウンの場合はナチュラルと混ざっているため、毛先まで塗っても沈みにくく 失敗のリスクはありません。
ハナヘナ染めを極めると髪にも頭皮にもメリットがたくさんある
ハナヘナで髪を染める1番のメリットは頭皮にも髪にも負担をかけずにカラーリングが楽しめると言うことですね^^
もちろん、通常のカラー剤での刺激に悩まれている方やジアミンアレルギーなどを発症されている方でも問題なく染めていくことができます。
また、ヘナカラーを繰り返していく度に髪の毛が綺麗になっていくことも実感していただけるので、染めていくことが楽しみになりますね。
普段のカラーリングに不満を感じていたり、頭皮や髪へのダメージを気にされている方は1度お試ししてみてはいかがでしょうか。
美容室でのハナヘナ染め実例はこちらをご覧下さい。
【ヘナカラー実例】白髪染めだって、体に負担のないものを選びたい
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