カラー解説

ハナヘナを利用していると通常のカラー剤が使えずにパーマもかからなくなる?

こんにちは 埼玉県南浦和エリアから正しいヘナカラーの情報を発信している美容師 渡邉 佑典です。

 

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美容師
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ご質問にお答えしていきます

 

1週間のうち3〜4日程度投稿をしているのですが先日投稿した際に質問をいただいたので、詳細を記事にします。

 

https://www.facebook.com/shiragalabo/posts/2045229148835523

 

この記事に対して、コメントをいただきました。

 

 

お客様
お客様
はじめまして
ヘナ気になります。が、一度ヘナにしたら、この先もずっとヘナじゃないとダメなんでしょうか?
それと、ヘナをしたら他の白髪染めが染まらなくなると聞きました。
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このような質問をいただきました。
それに対しての返答がこちらです。
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美容師
美容師
〇〇さん、初めまして。
ワタナベです。
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ヘナカラーオススメですよ^ ^
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一度ヘナカラーをしたからといって以後通常のカラー剤が染まらなくなるという事はありません。
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確かによく、パーマがかからなくなるや染まらなくなると言うことを聞くことがありますが、それは染め方や頻度に原因があります。
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ヘナは痛まないからと言って1ヶ月の間に複数回繰り返していたり、化学染料を含むヘナを全体に塗って毛先に暗く色が入りすぎた時にそのような現象が起こることもあります。
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間違った使い方をしていなければヘナをしていても問題なくカラーやパーマを行うことも出来ますよ!
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ヘナはこのようにマイナスなイメージが根付いていますが、天然のヘナカラーを使用し、正しい使い方をしていればマイナスの要素はそこまで多くありません。
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ハナヘナをしていると、他の白髪染めで染まらなくなるケースはあるのか?

 

よくネットなどではこのような噂が出回っているということは少なからずそのような経験をされた方がいるということですね。

では、なぜヘナカラーをした後に通常の白髪染めが染まらなくなってしまったのでしょうか。

 

1、科学的な染料を含むケミカルヘナを使用していたから

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ヘナと呼ばれるカラー剤にも大きく分類して2種類あります。
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・100%天然のヘナのみを使用したヘナカラー
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・ヘナカラーをベースに化学染料を混ぜ合わせたヘナカラー(以下:ケミカルヘナ)
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※ケミカルヘナ自体は理解して使用していれば悪いものではありません。
天然のヘナと混同して誤った知識で使用してしまうと事故の元になります、、、。
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どちらも名称はヘナカラーですが、染まり方や色の種類などに大きな差があります。
基本的にケミカルヘナの染まりは明るくなることを除けば通常のカラー剤と同等な染まりになります。
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白髪を染めているケースを考えれば暗めの設定と予想されるのでそれを1〜2ヶ月毛先まで染めていて、毛先部分が暗く沈んでしまっていた場合は通常のカラー剤に戻したからといってリカバリーは難しくなります。
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※正し、これはヘナカラーに関わらず通常の白髪染めで繰り返し染めているケースも同様です。
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2、ヘナカラーを行なっていた頻度によっても左右される

 

ヘナカラーユーザーの中には自宅で行う方も多くいらっしゃいます。

 

 

僕自身も自宅でヘナカラーを行なっておりますし、自宅用ヘナの販売も行っております。

 

ただし、間違った使い方をしていた場合はそれがデメリットに働くケースもあります。

 

ヘナカラーは髪にも頭皮にも負担をかけない(100%天然ヘナに限る)からといって、1週間〜2週間に1度のペースで行う方も稀にいらっしゃいます。

さすがにここまでハイペースでやっていると、ふと元のカラー剤に戻した時には染まりにくくなるケースも考えられます。

 

また、ヘナカラーで染めた直後(1週間以内など)に通常のカラー剤で染めたケースも染まりが悪くなります。

これは髪の中にヘナの染料が残っている状態のため、通常カラーの染料を塗ったからといって中に入りきらずに染まらなくなります。

これだけの短期間の施術となればヘナでなく通常のカラー剤で施術していても同じ結果になります。

 

 

ハナヘナをしているとパーマがかからなくなるって本当か?

 

これもよく聞くケースですが、結論から申し上げればパーマはかかります。

 

僕の母はかれこれ1年半ほど通常のカラーでリタッチ+毛先はハナヘナを毎月していますが、パーマはバッチリかかります。

 

 

もともと髪にハリコシがなくボリュームが出にくい方には事前にハナヘナを活用して内部補強を行なって上でパーマをご提案していることもあります。

 

健康毛な方がヘナを繰り返していた場合にはかかりづらくなるケースもありますが、あらかじめ髪の状態を把握しておけば薬剤のアルカリ濃度やロットの大小で調節を行うことができるでしょう。

 

そもそも、ヘナをしているかしていないかに関わらずパーマのかかりにくい髪質の方もいます。

それに通常のカラーをしていてもダメージが過度に大きくなれば、それもパーマがかからない原因になり得るでしょう。

 

ヘナをしているからパーマがかかりにくくなるのではなく、髪の状態やダメージの有無に左右されるというわけですね。

もちろん、カラーが染まりにくくなる理由同様にケミカルヘナの使用や短期間でのヘナの繰り返し、パーマを行う直前にヘナカラーをしているケースに関してはかからない可能性が高まることは事実です。

まとめ

 

このように使用しているヘナの種類や使用方法によっては染まらなくなることやパーマがかかりにくくなるということも考えられますが、天然のヘナを使用して正しい使用方法で使っていれば改めて通常のカラー剤を使用していきたいという場合やパーマをかけたいというケースでも施術を行うことはできます。

 

一般のお客様同様に美容師の中でもこのようにヘナユーザー=染めることができないと思い込んでいる人もいますが、使い方さえ間違えていなければ問題はありません。

 

ヘナばかりを悪者にしないでいただきたいですね。

 

大切なことはヘナカラーについてしっかりと理解すること、お店で施術を行う際は正しい知識を持ったサロンで施術を行うことです。

 

ヘナカラーは人に合わせることはできないので、人がヘナに合わせていくことが大切になります。

うまく使いこなせればとてもメリットの大きなカラー剤なのでオススメですよ^^

 

 

今回、こちらで紹介している内容は【ハナヘナ】の使用していることを前提とした記事になります。

世の中に出回っている他のヘナカラーに関しては保証できませんので、あらかじめご了承くださいね。

 

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