お客様実例

黒染め→ブリーチによる色ムラを直しながらグレージュカラーにした実例

本日はお客様よりカラーの色ムラを修正したいと言うご相談をいただきました。

 

ご相談は無料なのでお気軽にご相談ください。

黒染めの修正を希望のお客様

 

夏終わりにはこのようなご相談をよくいただきます。

今回は自分で染めていたらムラっぽくなってしまったと言うケースです。

 

 

 

 

ブリーチ→黒染めの状態を夏の間だけ、さらにブリーチしたらムラになってしまたそうです。

 

 

光に透かして見るとよくわかりますね。

 

 

赤い部分はしっかり色が抜けきってくれていて希望通りの色になっております。

それに対し青い部分は前回の黒染めの色素が残ってしまっており、やや暗く見えます。

 

濡らして見ると一目瞭然ですね。

 

 

本来、黒染めの履歴がある場合はまず、前回の黒染め部分の色素が抜けてから根元を染めていきます。

これはかなり難易度が高いために自分で行ってしまうと100%失敗します。

 

必ず、プロに依頼するようにしましょう。

 

 

黒染め修正前の髪質データ

 

・細毛

・軟毛(ブリーチによるダメージ)

・色のムラ

 

黒染め後の仕上がりのご要望

 

暗すぎず、明るすぎずな落ち着いた色にしていきたい。

 

赤っぽいのは嫌なので、グレージュ系の色味にしたい

 

伸ばしていきたいので、なるべくダメージを抑えたい

 

黒染め修正のアプローチ方法

 

今回、ご提案させていただいたのはダブルプロセスによる施術です。

 

このように明るい部分と暗い部分の色の差が大きい状態だと1度のカラーリングだけだと修正は難しくムラが取りきれないケースが多いです。

1度目にカラーリングで髪の毛のベースを整え、2度目のカラーリングで希望の色の状態を作ります。

 

1度で同時に行うのではなく、2回に分けて丁寧に行うことでムラをしっかりと直しつつ、綺麗な仕上がりを作ることができます。

 

1度目の黒染めによる色ムラを治すプロセス

 

仕上がりはグレージュですが、毛先に赤みの色素が入ってしまっている為に、根元にもブラウン系の色素を足しておきます。

そうすることで、根元と毛先の色相が揃って見える為に色の差を感じにくくなります。

 

ここの段階では、毛先は今以上に暗くする必要はないので赤みを和らげる為にブルー系の色素を入れておきます。

 

 

しばらく時間をおき、流した状態。

 

 

初めの状態と比べると違いは一目瞭然です。

 

 

 

光に透かして見ても色が均一になったことがわかります。

 

2度目の黒染めの色ムラを治すプロセス

 

次に行うのは希望の色に近づけていく工程です。

 

ここで選択する薬剤は塩基性染料のノンジアミンカラーです。

 

塩基性染料の特徴は

・痛んだ髪ほど染まりがいい

・髪や頭皮に負担をかけずに染められ、トリートメント効果も期待できる

 

つまり、今回のようなブリーチをしている髪の毛にはぴったりな薬剤になります。

 

濃厚なグレージュを塗布していきます。

 

 

塗り終わった状態でツヤツヤです。

 

 

カラーリングの放置をしながらダメージの補修ができるなんて、夢のような話ですね^^

 

黒染め修正後の仕上がり

 

 

 

光に透けると非常に綺麗な仕上がりですね。

根元と毛先の色の差もしっかりと修正することができました。

 

最後に

 

自宅でのカラーリングはリスクを伴うものです。

特に今回のように黒染めやブリーチは確実に色のムラを生んでしまいます。

 

その修正は難しく必要以上に ダメージ、時間、コスト がかかってしまいます。

また、今回は綺麗に補修することができましたが、程度によってはムラを直せないこともあります。

 

自宅でカラーリングを行うときはリスクがあると言うことを理解した上で行いましょう。

もしも ムラっぽくなってしまった場合は無理に自分で治そうとせずに、プロに任せて頂ければと思います。

 

本日のメニュー

 

色ムラ修正カラー(ダブルプロセス)

 

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