こんにちは 埼玉県南浦和エリアから頭皮と髪に優しい白髪染めを発信している美容師 渡邉 佑典です。
今日は営業を少し早めに切り上げて、メーカーさんにかなり無理を言って急遽勉強会を開催してもらいました。
今回はノンジアミンカラーに関しての勉強会です。
ノンジアミンカラーといえば、このブログでもよく取り上げておりジアミンアレルギーや刺激を強く受けてしまう方にオススメ対して使っている僕の代名詞な十八番メニューな訳です。
そんなノンジアミンカラーである噂を聞きました。
目次
酸化染料を含む非ジアミン系の白髪染めがあるらしい
もう、即メーカーさんを捕まえて最速の日程を抑えてもらったのが今日だったというわけですね。
今までノンジアミンカラーといえば
・塩基性カラー
・ヘアマニキュア
・ヘナ
の3つと捉えていましたが、何と酸化染料も存在するということです。
酸化染料とは?
1剤と2剤に分かれている通常のカラーに用いられている染料のことを言います。
酸化作用が髪の中で働くことで染料が髪の中に残りやすくなりため
・色持ちの良さ
・発色の良さ
・白髪の染まり
が良いことが最大のメリットです。
しかし、この酸化染料のほとんどはジアミンを含むものでできているため、ジアミンアレルギーを発症されている方には使用ができないというデメリットもあります。
そんな酸化染料に非ジアミン系の白髪染めが存在した
そもそも酸化染料=ジアミンだと勝手に思い込んでいた・・・。
これが大きな間違いだったわけですね。
酸化染料の中にも種類がたくさんあり、その中にはジアミンを含まないノンジアミンの酸化染料もあるそうです。
それをうまく利用しているのが今回勉強してきた新たなるノンジアミンカラーです。
非ジアミン系酸化染料による白髪染めのメリット
ジアミンを含まないとはいえ、酸化染料のメカニズムが変わるわけではありません。
やはり、色持ちの良さや発色の良さ、そして白髪を染める力に関しては期待ができます。
ノンジアミンカラーは染まりが薄いのよね〜
色がもう少し持続すれば・・・
今までこのように感じていた悩みは無くなります。
非ジアミン系酸化染料による白髪染めのデメリット
ただし物事にはいい面もあれば、悪い面もあります。
ノンジアミンであることは確かですが、メタアミノフェノールやパラアミノフェノールなどの刺激性を含む成分が配合されています。
これらの成分が原因でかゆみなどの刺激が起こる可能性も捨てきれません。
また、アルカリ剤や過酸化水素水を含んでいるためカラー剤を塗った直後にしみたり痒くなる方にもオススメはできません!
そして、薬剤の性質上、黒に近い色にすることはできません。
それでも可能性は広がりました。
このタイプのノンジアミンカラーと出会ったことでさらに施術の幅は広がっていくことを確信しております。
・塩基性カラー
・ヘナ
・マニキュア
・酸化染料
これらのノンジアミンカラー達にもそれぞれに向き不向きはあります。
全ての方に当てはまる万能なカラー剤は存在しません。
各々の特性を理解した上で、お客様1人1人に合わせて適切なものをご提供できるように僕自身がしっかりと勉強し、お伝えしていきますね。
武器が1つ加わってさらにパワーアップして、ジアミンアレルギーのお客様をサポートさせていただきますね。
ご相談はお気軽にどうぞ^^
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