お客様実例

白髪をただ染めるだけの時代は終わった。長く付き合える白髪染めとは?

こんにちは 美容師ブログライターの渡邉 佑典です。

 

今回は攻めたタイトルにしました。

実際、そのように思っております。

 

今の時代、自宅でできる簡単なカラー剤や格安で施術してくれるカラー専門店など超低価格、お手軽にカラーができるようになりました。

果たして、それらは本当にいいのでしょうか?

“今”はいいかもしれませんが、これからずっと続けていくことはできるのでしょうか?

 

また、最近ではカラー剤の進化が著しく進み、昔のように白髪染め=真っ黒、白髪染め=しみる という時代は終わりました。

 

格安、お手軽に染められる今だからこそ、安全に染められる白髪染めやデザインとして楽しめる白髪染めなど、カラーメニューを見直して見る必要があるのかもしれません。

白髪を染めるだけの時代はもう終わった。仕上がりイメージに合わせて選ぶ白髪染め

 

昔のイメージで言えば白髪染めは黒っぽく仕上がる、ピリピリ刺激を感じるなどが一般的でした。

関連記事:【髪だけじゃなく 頭皮も痛む!】白髪染めを毎月行う際の注意点

 

お店でも一番簡単なカラー塗布として一番最初に教わるカラー技術でただ塗れば染まるそんな立ち位置にあるのが白髪染めです。

 

おそらく今だにそういったサロンも多いのではないでしょうか??

 

最近ではジアミンアレルギーを発症する方も増え、カラー剤 特に白髪染めをするリスクなども取り上げられるようになりました。

 

低価格や自宅で簡単にできるからこそ、美容室では

 

 

・いかに頭皮への負担を減らし安全に染められるか

 

・いかにデザインを楽しめるか

 

・いかに持ちが良くしっかり染められるか

 

 

が大切になります。

頭皮への負担を減らした白髪染め

 

何度かこのブログでも紹介しておりますが、白髪を染める際は髪のダメージ+頭皮のダメージも考えなければいけません。

特に白髪染めをされている方の多くは根元のみ染めているケースが多く、毛先は染めてないからダメージを受けている意識が薄い方も多いですが、実は頭皮にはダメージが少しずつ蓄積しております。

 

この状態が長期間続けば、頭皮は限界を超え、アレルギーや過度にアルカリ剤や過酸化水素水に反応し染めることができなくなります。

 

現在、僕のところには染められずに困っている方が多くお見えになりますが、残念ながらこれらは直すことはできません。

この場合、ノンジアミンカラーなど極端に成分を削っての施術になる為、デザインの幅が狭まります。

ノンジアミンカラーとは??

【完全保存版!】ノンジアミンカラーについてわかりやすく解説

 

染められなくなってからどうするのかを考えるよりも、どうしたら染め続けていけるのかを考える必要があります。

その為に、1回あたりのカラー剤のジアミンやアルカリ剤、過酸化水素水の濃度をコントロールし負担を最小限に染めていく必要があります。

 

 

実際に使用しているカラー剤です。

 

明るくや赤みを抑えてデザインを楽しむ白髪染め

 

白髪染め=暗い という時代はもう終わりました。

もし、今通っているサロンで明るくできないと言われていたらお店を変えることをお勧めします。

 

今はカラー剤の進化や明るくしていくマル秘レシピなども多く存在し、白髪だって明るく染められるようになりました。

 

 

 

この方は自宅でカラーを行なっていた為に真っ黒、毛先はクシが通らないほどバサバサでした。

赤みも強く出ていましたが、1年間通っていただき、ケア剤もお伝えさせていただいたものを使い続けた結果、ここまで明るく、赤みも抑えながら染めることができました。

 

 

こちらの方は白髪を染めたいけど、動きのある外国人風に染めていきたいというご相談を受けました。

 

以前、他のサロンで白髪染めを繰り返していて暗くなっていましたが、ハイライトなどデザインを入れてあげることで動きや透明感を演出することができました。

 

このように、今の時代、白髪は明るく染めたり、デザイン的に染めることもできるようになってきました。

 

持ちが良くしっかり染める白髪染め

 

よく、白髪はすぐに色が抜けてしまうというケースを聞きますが、基本的に白髪染めは染料濃度も高く色持ちは抜群にいいはずです。

 

もし抜けやすいという場合であれば、酸化不足や薬剤の選定ミスなどが考えられます。

もちろん、伸びてきた部分は白髪として生えてきますが、しっかりめにカバーしている場合、平均的に毛先まで染めるのは半年〜1年に1回ほどです。

 

毎回根元カラーをしっかりと染めています。

染まりが薄ければ伸びてきたときにいつか毛先が退色し、毎回毛先まで染めなければいけなくなり結果毛先のダメージにつながります。

 

放置時間や白髪の比率、薬剤の染料濃度などを考慮してお客様一人一人に合わせた対応が必要になります。

これは誰にでもできるという訳ではなくしっかりとした薬剤知識と経験も必要になります。

 

このことからも、誰にでも任せられる簡単な技術ではなく、むしろとても難しい技術ではないかな?と思っています。

 

長く付き合える白髪染めについてまとめ

 

今回は新しい白髪の染め方についてまとめました。

 

頭皮への負担を減らす

デザインを楽しむ

しっかり染められる

 

白髪染めの需要が高まっている今だからこそ、ただ染めるだけてなく楽しみながら染めていくことが必要だと思います。

 

その反面、リスクもあるということをしっかり理解して白髪染めと付き合っていく必要もあります。

楽しみながら安全に、長く付き合える白髪染めがこれからのテーマになりそうですね^^

 

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