カット解説

【良産型美容師】が得意とする似合わせショートヘアへのこだわり

久しぶりのブログ更新になります。

僕の働いている南浦和というエリアは少し変わっておりまして、1年で一番忙しい時期は3月になります。

お子様がいらっしゃる方が多く、学校の卒入学式が多いことなどが1番の要因になっているようです。

また3月に入り季節は春へと移行していきます。

もちろん冬のスタイルから春スタイルへと移行して行くお客様も多くなります。

美容室の繁忙月のピークは12月とよく言われておりますが、こう言ったことが重なり南浦和エリアは3月が忙しさのピークを迎えます。

 

ありがたいことに僕の場合は2月末からピークの波が来ていて、日々多くのご予約をいただいております。

ご希望されているお客様は今月はお早めにご予約を頂ければと思います。

と業務連絡から入り、本日は僕のカットのこだわりについて書いていきます。

僕はご存知簿通りショートスタイルを得意スタイルとして打ち出しておりますが、なぜショートスタイルにこだわるのでしょうか。

そうったところを紹介していきます。

カットへのこだわり

僕のカットは現在8800円のご料金をいただき、施術をさせていただいております。

この金額の価値に賛否は分かれると思いますが、南浦和エリアでは比較的高い料金をいただいていると考えております。

今の時代は価格帯も幅広く分かれており、1000円で髪を切ってくれるサロンや僕のように地域の適正価格に基づいた高単価の価格で施術しているサロンも多くあります。

いただくご料金の振り幅が大きい分、僕なりに細かくこだわりを持って施術させていただいております。

似合わせカットとは?

具体的にはどこにこだわりを持っているのか?

大まかに分けて3つあります。

  • 顔型に合わせたカット

僕の中ではお客様の顔型を大きく分けて6つに細分化し、その方それぞれに似合うスタイルをご提案させていただいております。

お客様も誰しも同じように、ご要望通りに切れば似合うわけでもなく、丸顔、卵型、面長、四角形、三角形、逆三角形などさまざまな顔の形があり、その方々に適したスタイルというものもございます。

お客様のご要望をお伺いし、それを踏まえた上でその方に最適なスタイルをご提案させていただいております。

  • 骨格に合わせたカット

顔型の次に骨格というものも意識しております。

人の頭は完全な丸型ではなく、飛び出ているところや凹んでいるところなどがあります。

一般的によく聞くのがハチ張り絶壁などが挙げられます。

それをはじめに細かく左右のズレが多く見られます。

同じように左右対称に切ったとしても骨格がずれていれば左右不対象に仕上がります。

そのズレを細かく修正しときにはあえて左右不対象に切ることで左右対称に見せるようなカットを施すことを骨格補正カットと呼び、僕のお客様には全ての方に実施しております。

  • 持ちの良いカット

カットにおいてどれぐらい持ったか?というのは一つの指標になると考えております。

切り立てはもちろんできるだけ長く、お手入れのしやすいスタイルを作ることも意識しカットさせていただいております。

それらが際立って目に見えるのがショートヘア

そうなんです。。

この顔型、骨格、持ちの差が顕著に現れるのがショートスタイルなのです。

正直、ミディアム〜ロングの長さがあればいくらでもごまかすことはできます(スタイルの持ちは誤魔化せませんが。)

が、ボブ〜ショートスタイルに関していえば誤魔化すことはできません。

むしろ、そこにこだわらずにスタイルを作ろうとすれば、違和感を覚える仕上がりになってしまうと考えます。

 

そういった違和感、イメージとの不一致でお悩みのお客様を解消すべく僕は日々施術をしております。

実際に僕を探してご来店いただくお客様の中には以前ショートカットにしたけどしっくり来ずに伸ばしていて、、、などよく伺います。

案外、その方をバッサリ切ってみると気に入っていただくケースも多々あり、やはり似合わせの部分が欠落していたのかな?と多々思うこともあります。

その少しの差をお客様は敏感に感じ取っているのだな。と改めて感じます。

 

つまり言い換えると僕はショートカットを売りにしているのではなく、似合わせカットを売りにしております。

その中でショートヘアにした際にコンプレックスを感じられる方が多く、そのお悩みを少しでも解決できればと思い、ショートヘアを希望されるお客様に向けて発信しているわけでございます。

(たまにロングやミディアムスタイルは切れないのでは?と質問せれることもあるので弁解しておきます(笑))

 

昔はショートスタイルの練習が嫌いだったなぁ。。。

まだまだデビューしていないペーペーだった頃は、あぁ!!!!!!!もう!わけがわからない!!!とよく嘆いていたものです。

それもそのはず。

カットは短くなればなるほど難しくなるものです。

ショートに近づくほど、カットの工程が多くなり、複雑に。

前の項目でも話しましたが、似合わせも意識しなくてはなりません。

へっぽこ時代の僕からすればもうちんぷんかんぷん。

何度もオーバーヒート→思考停止→挫折を繰り返しました。

 

それでも頑張って取り組んだわけは

それでもこだわって理解しようと思っていたいたのには理由があります。

それは僕自身、骨格にコンプレックスがあり、何もわからないながらも

『ん!?切る人によって何か違うぞ?』と気づいていたからです。

僕の場合はハチなし絶壁、面長、おでこ広めが悩みです。

そして直毛でボリュームが出ず。。。

でもそれを綺麗に補正してくれる美容師さんも中にはいるんですよね。

それに気づいていたからこそ、僕もそうなりたい!!とショートカットには絶大なこだわりを持ていました(下手だったけど)

それでもカットから骨格、人体学など幅広く学び今のスタイルに行き着きました。

だから僕はショートカットを良産していきます

良(良いスタイルを)産(産む)

悩みを持っている方の解決ができるように僕は取り組みます。

 

もちろん僕の強さを生かして、ロングやミディアムの方も大歓迎です。

その中でもなりたいショートヘアに近づけない、コンプレックスがあり髪を切るのを躊躇しているけど実は切りたい!!

そんな方の手助けをしたいと思っております。

 

だからこれからも僕は良産型のスタイルを作り続けていきます。