お客様実例

【くせ毛ショート】まとまらずにハネる原因とは?クセ毛をうまく利用する

こんにちは。
今週もたくさんのご予約ありがとうございます^^

 

そんな中、お客様からショートヘアになりたい!とご予約をいただきました。
“スタイルを変えたい”そんな時にネットから探して来ていただき、おまかせいただけるのは嬉しいことですね^^

 

今回もご満足いただけるようにしっかりと切らせていただきます!!

お客様のご紹介

 

今回担当させていただくのは初めてになります。

聞くところによるといつもお店や担当者は固定せずにタイミングがあった方に担当してもらうそうです。

前回もいつもと同じようにお願いしたらハネるハネる汗

 

 

 

収まりがいいようにと重めのボブスタイルで切ったようですが、実際収まるどころか扱いづらくなってしまったそうです、、、。
それもそのはず。

重めに切ってもらっていたはずなのに量はスカスカ、、梳きすぎもいいところです。
おまけに画像で見ても分かるほどに左右の重さが違うって、、、。

 

そしてこのお客様は少し癖もあってそれもまとまりの悪さの原因のように思います。

 

まずは安心してお任せできる美容師に毎回担当してもらうことをお勧めします。

 

髪質データ

 

・波状系の弱めのクセ毛

 

・梳きがかなり入っているため根元は重く、毛先に厚みがない

・柔らかい

 

〔まとまりを重視した重めのベースカット〕と〔軽さを出すために入れた梳き〕のアンバランス感がハネる原因を作り、クセの影響を強めてしまっております。
また髪質が柔らかいためにトップにボリュームが出にくいのもこの髪質の方の特徴です。

 

普段のセット方法

乾かしてオイルトリートメントをつけるだけのシンプルスタイルです。
シンプルイズベストですね^^

僕からのご提案

 

オーダーはやはりいつも通りまとまりやすいような重めのボブというものでした。

 

それに対して僕は、今回は思い切って少し短くしませんか?とご提案させていただきました。

 

いくつかの理由からこのお客様には短めのスタイルが適していると感じたからです。

 

・重めの顎ラインボブではクセが出やすくハネやすくなってしまう

→長さを残したボブスタイルより短めのショートスタイルの方がハネにくく扱いもしやすくなります。

 

・クセを生かしてトップにボリュームを

→メリハリを作ることでボリュームの出にくいトップもふんわりとボリュームが出やすくなります。

 

・数センチのカットでは原状回復は難しい

→前回のカットの修正は毛先だけ整える程度ではできません。

 

修正にかかる暫くの間、ハネたりまとまりずらかったりとストレスを感じているくらいならば、イメージを変えて冒険してもいいですよね。

 

など説明をさせていただきました。

 

もちろん、今のスタイルを保つのであればとそちらのプランもご説明させていただいた上で、今回は切ると言う選択をしていただきました^^

 

スタイルもしっかりと話し合った後にバッチリと決めて、、、バッサリ!!

 

 

仕上がり

 

 

うんうん、いい感じですね^^

 

『お客様自身にも新鮮だけど落ち着いてていいですね。楽そうです♪』とコメントをいただきました!!

 

お手入れ自体も乾かしてから流さないタイプのオイルトリートメントで毛流れを整えて艶を出しただけです。

何か特殊なオイルですか?と聞かれたので、どこにでもある普通のオイルですと答えておきました。

基本的には自宅で使われているオイルトリートメントで問題はないですよ。

 

〔重めベース梳きで軽く〕→〔軽めベースクセ毛が扱いやすくなる梳き〕にシフトしたことで全く別のまとまりの良いスタイルになりましたね。

シルエットも髪質を考慮して後頭部に丸みが出やすいようにしました。

 

カットで大切なのは綺麗に切れる技術ではなくではなく、目の前にいるお客様にあった髪型を切れる技術です。

量産型ではダメなんです。本当に必要なのは良産型です。

あとはお客様の綺麗にしたいと言う気持ちですね。。。

 

本日のメニュー

 

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