縮毛矯正解説

【クセ毛の方に伝えたい】梅雨にくせ毛と向き合う3つのポイント

こんにちは、埼玉県のイケてる美容師(笑)渡邉 佑典です。

 

いよいよ今年も関東梅雨入り宣言されましたね。

湿気が多くてジメジメ、なんだか蒸し暑い。

6月に入って計ったかのように気候も変化しましたね。

 

さて、そんな季節に悲鳴をあげてるのはズバリ“クセ毛さん”ですね。

湿気や雨が多くなるとどうしてもクセが出やすくなる、広がる、、、。

朝しっかりとスタイリングしたはずなのに1日も持たずにすぐにうねって気づいたらクセが戻っている何て経験もありますよね。

悩みのタネは尽きませんね。

くせ毛はなぜ梅雨時期に出やすくなるのか?

今日タイムリーにお客様から頂いた質問です。

髪の毛は通常約13%の水分を保っておりますが、梅雨時期は雨や湿度の上昇で髪の毛の中の水分量が増加することで髪が膨らみ、広がりやクセの原因になります。

 

『普段くせ毛の方はさらに強くなり』、『普段はストレートだけど雨の日にはクセの影響を感じるという隠れくせ毛の方も梅雨時期は長期的にクセの影響を受けやすくなります』。

そもそも、なぜくせ毛になるのか。

髪には水になじみやすい部分と水になじみにくい部分があります。

直毛の方はこの2つがうまく混じり合っていますが、くせ毛の方は偏って別れてしまっています。

 

 

その偏りが原因で髪はねじれたり波を打つようにクセが現れたりしてきます。

ダメージが原因でくせ毛になる?

髪の毛はダメージを受けることで表面に穴が空きます。

 

 

そこから中の栄養が抜け出し髪の中の構造が変わることで突然くせ毛になるケースがあります。

 

毎日のヘアアイロンや美容室での施術、紫外線などによる過度なダメージが原因としてあげられます。

 

またダメージでできた穴に空気中の水分が入り込むことでさらにクセの強さが増していきます。

 

梅雨のくせ毛対策

1、縮毛矯正をかける

縮毛矯正とは、癖を伸ばす技術のことで1度かけるとクセを半永久的にまっすぐにすることができる。

癖を全て無くしたいという方にはオススメの方法です。

 

その反面、一度かけた場合、落とすことは難しく切るまではストレートのままというデメリットもあります。

また、ダメージのリスクが高いことや縮毛矯正をかけた部分にはパーマがかからないなどデメリットもあるのでかける前にはよく検討することも大切です。

 

2、スタイリングをする

 

・ブローをする

 

 

くるくるドライヤーやロールブラシなどを用いてブローをすることで癖を伸ばし落ち着かせることで広がりを抑えまとまりやすくします。

 

Point:朝起きたら軽く濡らし軽く湿った状態からブローを始めます。

完全に乾いた状態だとどんなに頑張っても癖を伸ばすことはできません。

 

全体的にブローをし終わった後で冷風に切り替えて髪に当ててあげることで髪の形が固定されやすくなります。

艶出しのスプレーやオイルトリートメントで保護することでさらに持続性が上がります。

 

・ストレートアイロンで癖を伸ばす

 

 

ブローよりもまっすぐにする力が強くその日限りの縮毛矯正とも言えます。

しっかりと癖を伸ばしストレートスタイルにしたい方にオススメです。

 

Point:しっかりと乾いた状態から行います。

【詳細:濡れたままアイロンを使うと危険!?知らないと怖い正しい使い方

 

アイロンは高温で使用をせずに120度〜150度前後で使用することで髪に過度な負担をかけずにすみます。

一週間のうち、使う頻度が多い方ほど注意しましょう。

 

・コテで巻く

 

 

ここまで紹介してきたものは癖を伸ばす、収めるというものでしたが、コテに関しては真逆になります。

湿気などで不均一に出てしまった癖を均一なウェーブスタイルに仕上げることが目的になります。

まっすぐなスタイルではなくウェーブスタイルにしたい方にはおすすめですね^^

 

Point:基本はストレートアイロンの使用時と同じです。

巻いた後にミディアムくらいの強さのヘアスプレーやワックスなどを使うことでキープ力がアップします。

ストレートアイロンやコテはその日の気分で使い分けることもできるので、服装やTPOなどに合わせて髪型を変化させてもいいですね。

 

3、髪の毛を乾燥させない

梅雨時期に乾燥?そう思われる方も多いですが、実はこの時期に乾燥している方も多いのが事実です。

特にくせ毛の方はもちろん、カラーやパーマ、縮毛矯正をされている方も要注意かもしれません。

 

乾燥状態にある髪の毛は水分を欲しています。

そんな時に湿度の高い外に出てしまうと一気に髪の毛の中に水分が入り込み癖を誘発してしまいます。

 

そのためにこの梅雨時期だからこそ、髪はしっかりと保湿された状態が望ましいでしょう。

保湿効果の高いシャンプーやトリートメントなどを使用し、家を出る前に洗い流さないタイプのトリートメントをつけることで髪の水分量は整えられ、湿気の影響を最小限に抑えてくれます。

 

湿度の高い梅雨時期だからこそ、髪の毛の水分量には気を使うようにしましょう。

※ただし、過去にこの説明をお客様にした時に必要以上につけすぎてしまい、ベタベタしてボリュームが出にくくなってしまったといったケースもありましたので、使いすぎには注意しましょう。

 

湿気の多い梅雨時期、自分のくせ毛とうまく付き合おう

上記に記載したくせ毛対策を良く読んで、自分のクセと向き合いうまく付き合えるようにしていきましょう。

私は面倒くさがりだからなーという方には迷わず縮毛矯正やストレートパーマなどをお勧めします(笑)

とにかく楽になります。

 

ここから1.5ヶ月ほどは湿気が気になる時期に突入しますが正しいヘアケアと髪の扱いを理解してストレスフリーに梅雨を乗り切りましょう。

 

では、今日はこの辺で^^