こんにちは、美容師ブロガーの渡邉 佑典です。
本日、Facebookにて『白髪LABO』を立ち上げました。
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さて、本日の話題は“パッチテスト”についてです。
パッチテストとは簡単に説明すると、ジアミンアレルギーの反応が出るか出ないかを調べるためのものです。
ジアミンアレルギーについてはこちらをどうぞ。
目次
美容師が教える!正しいパッチテストのやり方
美容室で行う際はお店で確認できるので問題はありませんが、自宅でのカラーリングの際はご自身で行う必要がございます。
過去に反応がなくても 今回は反応が起こる可能性もあります。
パッチテストのやり方を正しく理解してアレルギー反応が出るのを未然に防ぎましょう。
パッチテストは48時間前に行う
アレルギー反応を見るためには48時間、経過を観察する必要がございます。
予定などに合わせて染めたい2日前にパッチテストを行うようにしましょう。
美容室でパッチテストを希望される場合は事前に連絡しておくことをお勧めします。
その日のうちにパッチテスト→ヘアカラー施術は難しいので注意が必要です。
用意するもの
・実際に使用するヘアカラー剤の1剤と2剤
・綿棒
・コットン
・付属の容器
パッチテストの手順
1、1剤と2剤を2gずつ付属の容器に出す
2、1で出した液を綿棒でよく混ぜる
3、2で作った混合液を綿棒で腕の内側に10円玉くらいに薄く塗り広げ自然乾燥をさせる
ヘアカラーの規定時間と同じく、約30分ほど自然に放置しコットンなどで拭き取る
この際に1度目のチェックを入れましょう。
※カラー剤は衣類に着くと落とせなくなる恐れがありますので、自宅で行う際は注意しましょう。
4、その後48時間放置し、2度目のチェックを行います。
この時に肌に発疹、赤み、かゆみ、刺激などの皮膚異常が出た場合は、すぐに水道で洗い流し 薬剤を使用したヘアカラーは控えるようにしましょう。
症状がひどい場合は専門機関でアレルギー検査を行うことをお勧めします。
5、チェックに異常がない場合はそのままヘアカラーに移ります。
ヘアカラー時に皮膚に起こる異常は2種類ある
パッチテストは発疹、赤み、かゆみ、刺激などの皮膚異常反応が起こるか起こらないかの判断材料になります。
あまりにもひどく反応が出る場合は、塗った部分より広範囲に反応が出る場合もあります。
これらの反応が出るか出ないかを確認するために、パッチテストでは30分と48時間の二回に分けて経過を観察する必要があります。
30分で起こる反応は
即時型アレルギー反応が起こるか、起こらないかを調べることができます。
塗布直後から、かゆみや赤み、チクチクする感じが見られた場合は直ちに洗い流しパッチテストを中止し、カラーは控えましょう。
48時間で起こる反応は
遅延型アレルギー反応が起こるか、起こらないかを調べることができます。
塗布後、48時間後に一番強く反応が現れることが特徴です。
一般的なジアミンアレルギーなどはこちらに該当するケースが多いです。
安心してヘアカラーを行うために
安心してヘアカラーを行うためにもしっかりとした知識を持ち、カラー毎にパッチテストを行うことが大切ですね。
美容室でも行うことは可能ですので、気になった方は是非ご相談ください。
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