こんにちは 美容師ブログライターの渡邉 佑典です。
最近、明るい状態の髪色を一時的に黒くしたいと言うご相談を頂きます。
学生さんであれば、実習やアルバイトの面接、社会人になっても、冠婚葬祭などきちっとした場面など止むを得ず髪色を整えなければならない時もあります。
一時的には暗くしたいけど・・・、またすぐに明るくできますか??
ヘアカラー剤やヘアマニキュアで染めた髪はすぐには明るくできない
ヘアカラー剤、ヘアマニキュアに共通して黒に染められた髪の毛を再び明るくすることは難しいです。
よく、黒染めはしていないけど4〜6トーンで暗くしたと言う方もいらっしゃいますが、これも濃い染料が髪の毛の中に残留している状態のため、同じ状態と言えます。
一度、濃い染料を使用して暗い状態になっている髪の毛を再び、明るい状態に戻すには通常のカラー剤では対応することはできません。
その為、“脱染剤”や“ブリーチ剤”などの特殊な薬剤を使う必要性があります。
いずれにしても、ダメージのリスクや色ムラになりやすいと言うリスクがある為に、あまりお勧めできる手法とは言えません。
短期間のみ黒く染めて対応する方法
長期的に黒い状態を維持しなければいけないという方にはお勧めは出来かねますが、短期間、一時的に暗くなればOKという方には黒染め以外の方法もあります。
・2週間染めを利用する
カラー剤の中には2週間染めという短期間限定のカラー剤もあります。
染めてから約2週間ほどを目安にカラーの退色が始まり、脱線剤やブリーチ剤を使用しなくても明るめに色を戻すことができます。
デメリットは赤みが残るケースがあるという点があります。
・カラースプレーを利用する
自宅で利用できる1DAYカラーとしてはお勧めですね。
デメリットは仕上がりにムラ感が出やすい点とごわつきが出やすいといった点です。
シャンプーで落とすことはできますが、性質上落ちにくかったり洗い残してしまうケースがあるのでしっかりと洗えるように気をつけましょう。
正しい落とし方はこちらで紹介しておりますのでご参照ください。
シャンプー前に〇〇をつけるとヘアスプレーやワックスが超簡単に落ちる
暗染めと言う選択をする
規則や規定などで苦労しなければいけない場合は仕方ないですが、印象を落ち着かせたい場合などは暗染めという選択でもいいかもしれません。
黒染めとは一般的に赤みの染料を利用し髪を黒く見せていきます。
それに対して、暗染の場合は青やグレーなど寒色系の色を用いて髪を暗めに見せていきます。
暗染の場合は室内では暗めに、自然光では透け感が出て透明感が出て見えるという特徴もあります。
また、明るくする際に赤みの色素が邪魔をしない為にカラーチェンジもしやすいというメリットもあります。
過去記事にスタイル写真の掲載がありますので詳しくは下記リンクよりご覧ください。
【関連記事】その黒染め本当に必要ですか?? 黒染めをする前に読んで欲しい記事
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まとめ
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一度暗くした髪をすぐに明るくすることは難しいです。
黒染めをする際はその後のリカバリーのプロセスも考えてから行いましょう。
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数日のみ、一時的な利用であればスプレーや短期間のみ染まるカラー剤の利用も有効です。
一つだけ、強くお伝えしたいことは
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リカバリーが難しくなりますからね。
あと、お店で行う場合も黒染めをした人に明るくする施術も依頼した方が履歴がわかる為、成功率が高まります。
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