こんにちは 頭皮と髪に優しいヘアカラーをご提供しております 渡邉 佑典です。
最近、ヘアカラーに対して “強い刺激を感じる方” や “アレルギーの症状を発症する方” が増えてきているように感じます。
これらの多くは、早い段階からカラーの塗り方を気をつけるだけで症状の発症リスクを下げることができることはご存知でしょうか??
今回のお客様も、カラー中に強く刺激を感じると言うお悩みをお持ちでしたので カラーの塗り方を工夫して施術をさせていただきました。
そんな実例を紹介していきます。
本日のお客様
美容室で染めるのは久しぶりだそうです。
最近は自宅でカラーリングをされていましたが、頭皮への刺激が強くなってきた点と希望の色味に染まらないと言うことで今回ご相談をいただきました。
自宅でカラーをしていると言うことですが、ムラが少ない!
よほどうまく塗っていらっしゃるのですね^^
ただし、毛先は引っかかりや切れ毛による不揃いさが目立つので メンテナンスをしていきましょう。
根元のリタッチも目立ち始めてきましたね。
前回のカラーから1ヶ月半ほどでしょうか。
今回のご要望
普段カラーリングを行う際は、ピンク系をよくされているようです。
寒色系よりも暖色系の方が好みということなので
ピンク系に似たお色で“ヴァイオレット” もしくは イメージを変えて“オレンジ”をご提案させていただき、今回はオレンジに決まります。
強い発色よりも優しい色合いを希望されていたので、調整しながら染めていきますね^^
アプローチ方法
カラー時の症状を聞いているとアレルギーなどの反応はないため、通常のカラー剤とノンジアミンカラーをミックスした低ジアミンカラーで染めていきます。
カラーの刺激の元になる過酸化水素水やアルカリ剤、アレルギーの元になるジアミンなどの成分の量を通常よりも30%カットし、必要以上に頭皮や髪に負担がかかることがないようにカラーを行なっていきます。
塗り終わりの状態です。
根元部分は頭皮に直接つかないように刷毛ではなく、コームを利用してカラーを塗っていきます。
今回のお客様のケースのように、カラー塗布直後に強い刺激を感じられる方は早急にカラーの塗布方法を見直す必要があります。
根元を染める際にベッタリ頭皮からカラー剤がついてしまっている場合は、塗り方を気をつけてもらうようにオーダーするか、改善がないようでしたらサロンを変えることをお勧めします。
刺激を受ける=頭皮の細胞がダメージを受けている 状態です。
アレルギー同様に、頭皮の健康状態もダメージが蓄積していくことで悪化していき 将来的にはカラーが行えない状態になってしまいます。
事実、僕の担当しているお客様の中にも多くいらっしゃいます。
予防は塗り方を気をつけるだけで簡単にできます。
ただし、発症してしまうとカラー施術に多くの制約が出てしまったり最悪の場合はカラー自体が行えなくなる恐れもあります。
仕上がり
毛先のまとまりもかなり出てくれましたね^^
今回、通常のカラー剤に混ぜているノンジアミンカラーは実はトリートメントでできています。
つまり、カラーで染めながら 同時に髪のケアまで行なっているということですね。
前途したように、根元には直接薬剤がつかないように塗っているため
と質問をいただきますが、染まります!!
直接つけなくても、薬剤は浸透していくのでしっかり染まるんですよ。
なので、ご安心ください。
仕上げは32mmのコテで巻いてお仕上げをさせていただきました。
今時のカラーは“髪のダメージ”はもちろん、“頭皮のダメージ”も気にしないといけませんね。
カラー時にしみてストレスを感じていたり、ジアミンアレルギーに悩んでいる方はお気軽にご相談ください^^
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