こんにちは 埼玉県 南浦和エリアで活動中の美容師 渡邉 佑典です
本日もライン@へご相談をいただきました。
はじめまして!
ブログを拝見し、LINEさせていただきました。
昔から白髪が多く、今は1~1.5ヶ月の間に美容院での白髪染めと、美容院に行かない間はミルボンの白髪染めを自分で2週間に一回やっています。
癖毛で乾燥毛で縮毛矯正も一年前までやっていたため艶がなく、 髪も黒く重たいかんじです。
髪を少し明るくしたいのですが、脱染剤などでできたりしますでしょうか?
こんばんは、はじめまして。
ワタナベと申します。
ご連絡ありがとうございます^ ^
黒くなっている状態を明るくされたいと言うことですね。
まず、率直な感想を申し上げますと、状態を拝見してみないと何とも言えません。
カラーの頻度が高く、色の状態がどれだけ毛先の部分に残っているのかで難易度は変わってきます。
通常であれば、薬剤のパワーをあげたり、カラーの回数を増やすことで対応が出来ますが、縮毛矯正をされていると言うことなので髪の毛にどれだけの体力が残っているかによって対応が変わってきます。
もし、宜しければ一度直接状態を拝見させて頂きたいです。
このように事前カウンセリングをへてお客様のご来店です。
本日のお客様
埼玉県の朝霞市という所から時間をかけてご来店くださりました。
早速ですが、状態を拝見していきます。
パッと見た感じ、真っ黒ではないもののやはり暗さを感じます。
黒くなった髪色を明るく治す方法
一度暗く染めてしまった場合に明るくする方法としては
・自然退色を待つ
・脱染剤を使用する
・ブリーチ剤を使用する
などがあります。
ダメージに関しては
自然退色 < 脱染剤 < ブリーチ剤
という流れになります。
明るくなるまでの期間を考えると
自然退色 < 脱染剤 = ブリーチ剤
になります。
総合して考えると脱線剤が魅力的に見えますが、事例によっては脱染剤のみだと対応できないケースもあります。
その場合にはブリーチ剤を使用し明るくしていくこともあります。
今回はのご要望はブリーチ剤は使わずになるべく負担をかけず明るくしていきたいということなので脱染剤を使用していきます。
髪質データ
・細毛
・軟毛
・くせ毛
・白髪率35%〜60%
全体的に白髪は見られますが、特に顔周りには集中している印象があります。
今回のご要望では、髪を明るくすることと白髪を染めることなのでそれに合わせて施術を行っていきます。
アプローチ方法
まずは脱染剤を利用して蓄積されている白髪染めの色素を取り除いていきます。
塗布後、10分ほどで色素が抜けてきました。
一度流して乾かした状態。
白髪染め特有の赤い色素が起こっているのがわかります。
ブリーチ剤を用いればこの赤みも壊すことはできますが、今回は上から補色を重ねることで赤みを隠してきます。
もちろんこの状態では白髪は染まっておりません。
ここからもう1度カラーを行なっていきます。
脱染剤により全体が明るくなってくれているので、
根元は毛先に合わせて明るめに配合した白髪染め
毛先は赤い色素を抑えるために青と基調としたカラー剤をベースに脱染剤により抜けてしまった白髪部分を補うために少量の白髪染めをミックスして染めていきます。
今回は色をしっかりと定着させるために時間をおいて、シャンプーして乾かして完成です。
仕上がり
脱染剤を使用後にかなり強く出ていた赤みはナチュラルなブラウンに落ち着きました。
もちろん、根元の白髪もしっかりと染まっております。
そして、くせ毛でツヤのでにくかった毛先も、ご覧の通りツヤツヤです。
黒かった髪もすっかり明るくなり、イメージもガラリと変わりますね^^
こういったケースで悩まれている方も多いと思うので参考にして見てください。
一応補足ですが、なるべくダメージが出ないようには心がけておりますが、繰り返し脱染剤を利用すれば髪の毛は傷んでしまいます。
ホームカラーなどは避けて、美容室で定期的なリタッチカラーをお勧めします。
過去の実例もご参考にしてください。
【動画付き!】黒染めしている髪の毛を明るくする方法を現役美容師が徹底解説
黒染め→ブリーチによる色ムラを直しながらグレージュカラーにした実例
【実例】ロングからボブにする際は髪色も変えると雰囲気がガラリと変わる
みなさん、黒染めや白髪染めで暗くなってしまい悩まれていた方達です。
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