こんにちは 頭皮と髪の毛のことを考えた白髪染めを提案する美容師 渡邉 佑典です。
さて、本日は珍しくメールよりお問い合わせを頂きました。
ラインに比べてレスポンスが遅くなることもありますが、ラインをやっていない方の為にメールからのお問い合わせやご予約も承っております。
お待ちしております!
目次
お客様からのお問い合わせ
〇〇と申します。
ブログやインスタを拝見して白髪染についてご相談したいと思いメールさせていただきました。
白髪は染めた方が良いのか根本から切れるぐらいの本数なら切った方が良いのか教えて頂けますか?
以前白髪染を1回したんですが髪がギシギシしたり皮膚が痛いような気がして普通のカラーに戻してしまいました。
よろしくお願い申しします(^_^)
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白髪染めはいつから始めたらいいのか?
これは実際にお客様からよく頂く質問でもあります。
また、お客様側と美容師の考えに一番ギャップが生まれやすい点でもあります。
お客様目線と美容師目線で見る白髪染め
まず、お客様のご意見で多いのが1本でも白髪を見つけたら染めたい!
次に美容師目線では、白髪があってもそれが目立たなければ染めなくてもいい!
このように白髪に関する捉え方に違いが生まれています。
そんな声が聞こえてきそうですが、実は白髪染めを始めることで起こるデメリットも存在するんですよ。
白髪染めを始めることで起こるデメリット
・白髪染めには明るさに制限がある
・白髪染めの薬剤はブラウンベース
・アレルギーの可能性が高まる
順番に解説をしていきましょう。
白髪染めには明るさに制限がある
ヘアカラーは黒髪〜金髪まで明るさがあります。
この明るさを調節して明るくしたり暗くしたりと調節を行なっております。
この中で白髪染めでの明るさの限界は8トーンくらいになります。
染め方によってはもっと明るさを出すこともできますが、一般的な白髪染めの目安としては8トーンと言えるでしょう。
白髪染めの薬剤は全てブラウンベース
通常のカラー剤と白髪染めの場合、入っている色味の構成が異なります。
通常のカラー剤の場合は色味だけで構成されていることが多く、好みに合わせた色味を表現することができます。
対して白髪染めの場合は色味+ブラウンの染料が含まれています。
このブラウンの染料が含まれているために、白髪を染めることができますが、その反面色味は全てブラウンベースになります。
ジアミンアレルギーの可能性が高まる
通常のカラー剤に比べ、白髪染めの方がジアミンというアレルギー物質の濃度が高まります。
白髪染めに切り替える際は塗り方や頭皮ケアまで注意が必要ですね。
詳しくは過去記事にまとめてありますので、ご参照下さい。
https://kusege-salon.com/2017/06/22/categorygray_hair_dye/
以前、カラーをされた際に刺激が出てしまったということも塗り方に問題があったのかもしれませんね。
ここで解説したように、白髪染めに切り替えるといくつかの制約が発生してしまいます。
色や明るさを気にされない方の場合であれば問題ありません。
しかし、そこにこだわりを持たれている方の場合は仕上がりのクオリティーか白髪を染めることかどちらを優先させるのか比べる必要があります。
では、美容師目線で見た場合に何を目安に白髪染めを始めることをお勧めするのでしょうか??
ここに白髪が生えてきたら白髪を染めよう
ちらほら見える程度の白髪であれば染める必要がないというのが個人的な意見ですが、では、白髪染めに切り替える目安というものはあるのでしょうか??
個人的にはTゾーンを一つの目安に説明をしております。
Tゾーンとは顔まわりの生え際の部分や分け目の部分のことを指します。
ここの部分に白髪が生え始めると、見た目にも目立つ位置になるので白髪染めのご提案もさせていただいております。
白髪に対する捉え方は人それぞれなので、始める年齢や白髪の量に関しては個人差は確実にあります。
ご自身だけでは判断できない部分もあると思いますので、悩まれていらっしゃるのであればお気軽に御相談ください。
今や、自宅でも白髪染めはできますし、格安の専門店なんてものもあります、
しかし、白髪染めこそ技術や知識が求められる技術ですし失敗や将来的なジアミンアレルギーの発症なんて問題もあります。
簡単な技術ほど、信頼できる美容師さんに依頼しましょう!
白髪染めに関する実例記事
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−美容室で染めても白髪がしっかりと染まりませんというご相談
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